モンゴルのチンギスハーン国際空港に着いたとする。
現地の人が近付いてくる。
以下、日本人観光客とモンゴル人タクシー運転手のやりとり。
モ:モンゴル人 日:日本人
モ:タクシー、あるよ。
日:ウランバートルまでお願いします。
モ:OK。
タクシーに乗り込む。
モ:ウランバートルのどこ?
日:ウランバートルホテルまで。
モ:OK。
このやり取り、日本語ならやさしい。
英語でもおそらく何とかなる。
しかし、もし日本人が日本語のみ、
モンゴル人がモンゴル語のみ、
共通言語はOKのみ、
だったらどうか。
モ:*******
日:(なんか言ってるな。なんとなくタクシーの運ちゃんっぽいな。日本語で聞いてみよう)ウランバートルまでお願いします。
モ:OK。
日:(通じた!ウランバートルで分かってくれたんだ!)
タクシーに乗り込む。
モ:*******?
日:ウランバートルまで。
モ:*******?
日:ん?だから、ウランバートルまでってさっきも言ったじゃん。
モ:*******?
日:えっ?なに?ウランバートル、分かる?
モ:*******!
日:ウランバートル、知らないの?この国の首都だよ。
モ:*******!(渋い顔をして首を横に振る)
日:(うーん、困ったなあ、なんて言ってんのかなあ。「ウランバートルは置いといて」みたいなジェスチャーだなあ...ああなるほど、ウランバートルはウランバートルでもウランバートルのどこに行きたいのかって聞いてるんだな、よし)
ウランバートルホテルまで
モ:OK。
(出典: Numeri 8/7モンゴル放浪記2007 vol.1)
言葉が通じない相手とコミュニケーション。
自分の伝えたいことを
何とか相手に分からせようとする。
相手の言おうとしていることを
何とか理解しようとする。
「伝えよう」「理解しよう」という気持ちが大事。
発音がどうの、文法がどうの
っていうのは問題ではない。
こういったコミュニケーションが出来る人が
本当のコミュニケーション能力のある人だと思う。
TOEICでは到底、測れない。
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