Q:
私はパート5&6が異常なくらい弱く、過去のTOEIC TESTの結果や模擬試験の結果を見ても明らかです。『新TOEIC TEST「正解」一直線』の模擬テストではパート5&6の正解率は4割程度でした。これをパート7と同程度の65%まで引き上げることを目指しています。ただ、その勉強法について何をやればいいかがわかりません。パート5&6を克服するにはどのような勉強法が適しているのでしょうか。
A:
TOEICのパート5&6では語い力と文法力が試されます。パート5&6で得点を上げるためにはこの2つを伸ばす学習が必要です。語い力を試す問題は、単語の意味を知っているかどうかで勝負が決まります。例えば次のような問題です。
この問題を解くためには文の意味を理解する必要があります。そして選択肢に挙げられている単語の意味を知っている必要があります。どちらも語い力が関係しています。この問題の答えは(D)です。知らない単語は調べておいて下さい。(重要語句:seating, limited, resister, previously, effectively, respectively, promptly)121. Seating is limited to 50 people, so please resister -------.
(A) previously
(B) effectively
(C) respectively
(D) promptly
文法問題は文法の知識が決め手となります。しかしTOEICで使われる文法は基本的なものばかりです。中学校3年間で習う文法をしっかり覚えていれば、TOEICの文法問題の9割はカバーできます。TOEICの文法問題が難しいのは語いの知識が必要だからです。次の問題を見てください。
正解は(C)です。「主語applications と動詞submitの間に受動の関係(applicationsがsubmitされる)があるので、受動態(be動詞+過去分詞)のbe submittedが正解」というのが文法的な説明です。「受動態はbe動詞+過去分詞」という文法的なルールは中学校で習います。しかし、この文を見て「主語applications と動詞submitの間に受動の関係がある」と見抜くためには、applicationsとsubmitの意味を知っている必要があります。applicationsは「申込書、応募書類」、submitは「提出する」というのは語いの知識です。文法の知識があっても語いの知識がなければ解けません。(重要語句:applications, Human Resources, submit)122. All applications should ------- to Human Resources.
(A) submit
(B) be submitting
(C) be submitted
(D) have submitted
「空欄の前にa、後ろにcarがある。よって、空欄には名詞carを修飾する語が来る。」というのは文法の知識です。しかし、選択肢のうち、(B), (C), (D)はみな名詞を修飾することが出来ます。答えを選ぶためには意味が重要になります。正解は(C)です。dependableは「信頼できる」という意味なのでcarを修飾するのに適しています。(重要語句:look for, depend, dependent, dependable)123. Mr. Johnson is looking for a ------- car.
(A) depend
(B) dependent
(C) dependable
(D) depending
「空欄に入る語は前の動詞meetにかかる。動詞を修飾するのは副詞。だから(B)が正解。」というのが文法的な説明です。しかし、「空欄に入る語は前の動詞meetにかかる」というのを見きわめるには、文の構造を把握しなければなりません。「動詞を修飾するのは副詞」という文法の知識だけでは解けません。構文を把握する力は英文にたくさん触れることで養われます。(重要語句:discuss, departmental, issues, regular, regularly, regularity, regulations)124. Managers meet ------- to discuss departmental issues.
(A) regular
(B) regularly
(C) regularity
(D) regulations
パート5&6で文法力は大切です。しかし文法の知識だけあっても得点に結びつきません。文法を語いや構文と連携させることが必要です。パート5&6を克服するための学習法として以下の3つを提案します。
1.中学3年間で習う基本文法事項の総まとめをする
文法の基本事項を抑えることは不可欠です。難しい文法は必要ありません。基礎をしっかり確認しましょう。中学レベルの文法に自信のない方は中学生用の教科書や参考書を利用して復習してください。
2.「新TOEIC TEST ウルトラ語彙力主義」の例文を全て覚える
この本に載っている例文をしつこいくらいListen & Repeat(聞いて繰り返す練習)や音読筆写(英文を声に出して読みながら紙に書く)をして、覚えてください。TOEICのパート5&6のスコアに直結する語い、コロケーション、構文、文法の知識が蓄積されます。音声ファイルを利用して、Listen & Repeatを繰り返してやれば、英語の音のパターンもマスターできます。そして、英語の感覚が見に付いていきます。
3.Graded Readersを使って多読をする
Graded Readersとは英語学習者用に難易度を調整した読み物です。使用語い数によって「600語レベル」「1000語レベル」というようにレベル分けがされています。Penguin, Oxford, Cambridgeなどの外国の出版社が出しています。また、日本ではIBCパブリッシングが出している洋販ラダーシリーズがあります。「ちょっと易しすぎるかな」と感じるくらいのものが適切なレベルです。そして興味が持てるトピックの本を選び、楽しみながら読むのがポイントです。英語にたくさん触れることで、英語の感覚と構文力が見に付きます。
これらを計画に進めればパート5&6を必ず克服できるはずです。がんばってください。

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推薦書
「新TOEIC TEST ウルトラ語彙力主義」
「新TOEIC TEST 出まくり英文法」
読む力を付けるために必要なこと、それは読むことです。
ポイントは3つ:
易しいものを読む、楽しんで読む、たくさん読む。


