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週刊東洋経済「脱TOEIC英語術」&「パート3・4特急」


週刊東洋経済6月2日号(5月28日発売)の特集記事「脱TOEICの英語術」に私のインタビュー記事が載ってます。私はちょこっと出てるだけなんですが、特集記事自体は30ページ以上あり、かなり濃い内容になっています。タイトルから分かると思いますが、全体的なトーンは「TOEICばっかりやってていいんですか。話したり書いたり出来ないと仕事で困りますよ。TOEICだけやってても英語は使えるようになりませんよ」という感じで、昨今のTOEICブームに警鐘を鳴らす内容になっています。TOEICを趣味でやっている方は別の視点でTOEICを捉えているので、「そんなの関係ない」って思うかもしれませんが仕事で英語を使う(または使う可能性がある)方には読んでもらいたいと思います。

その特集記事にも登場する浜地道夫氏が書いた同記事のまとめ&補足も面白いです。
こちら→http://www.eigokyoikunews.com/columns/global_business/2012/05/getting_away_from_the_toeic.html

TOEICは一長一短あると私は思っています。スピーキングとライティングがないので英語の能力を測る試験として不完全ですが、そのおかげで気楽に受けられます。また、リスニングとリーディングは独学でも伸ばしやすいので、独学で英語を学んでいる人でもTOEICではスコアを伸ばすことができます。スコアが伸びるとそれが励みになり、モティベーションを維持することができます。英語学習で一番大事なことはモティベーションを高めることで、TOEICはその点において非常に有効なツールだと思います。

で、「TOEICをやってても英語は上達しない」ということを上記の記事で強調していますが、やり方によってはTOEICの素材を使って、英語力を伸ばすことは可能です。TOEICの問題自体は英語ですから、それを使って様々な英語のトレーニングができます。

例えば発音の練習。リスニングセクションの音声を使って、Listen & Repeatやシャドーイングなどの音の練習をする。そして英語の音のパターンを体に染み込ませる。そうしたらリスニング力が上がる。発音も良くなる。それは英語を話す際にも役立つ。

例えば暗唱の練習。パート3の会話やパート4のトークの音声を使って音の練習をしたら、何回も繰り返して声に出す練習をして、会話・トークを丸ごと覚える。そういう練習をすることで頭の中の英語のデータベースが増える。結局、「話す」「書く」が大事って言っても、頭の中に英語の蓄積がなければ出てこない。特に初心者の場合それが顕著だ。暗唱を通して脳内データベースを大きくしていくことが「話す」「書く」にも役立つ。

例えば語彙の習得。TOEICの問題中に出来てきた知らない単語、フレーズ、慣用表現などを覚える。TOEICで使われる語彙はネイティブが日常生活や仕事の際に普通に使っている使用頻度の高いものばかりで使い勝手が良い。そのような語彙をたくさん覚えれば、話したり書いたりする時も役立つ。

例えば文法事項の確認。TOEICの練習問題中で自分の解けなかった文法問題について調べる。あやふやだった文法知識が固まる。TOEICで出題される文法事項は基本的なものがほとんどなので、基本文法の良い復習・確認になる。それは話したり書いたりする際も役立つ。

もちろん、話せるようになるためには話す練習、書けるようになるためには書く練習は欠かせませんが、TOEICの素材を使って話す・書くために必要な英語力の基礎を固めることは十分可能です。ですから、上記特集記事の「TOEICなんかやっても無駄だ。やめちまいな」という論調には賛同できません。むしろ初中級者(TOEIC730以下の人)は「話す」「書く」を始める前にTOEICの素材を使って「聞く」「読む」の練習をしつつ、「話す」「書く」につながる英語の基礎力を養成していく方が、いきなり「話す」「書く」の練習をするより効率的だと思います。

というわけで、TOEICのパート3・4の会話・トークを使って、「話す」「書く」にもつながる英語の総合力を付けることを目指した本を作りました。

「新TOEIC TEST パート3・4特急」



Part 3形式の会話20とPart 4形式のトーク20を使った英語トレーニング本です。本書を使って以下のようなトレーニングを行うことで、TOEICタイプの問題になれると同時に、リスニング力、語彙力、そして英語の総合力を高めることができます。

1. 会話・トークを聞いて3問解く
各ユニットの初めにあるTOEIC形式の4択問題が3問を解いてください。TOEICの問題になれる練習になります。

2. 穴埋めディクテーション
ページをめくると空欄が6箇所の空欄を含む英文スクリプトがあります。音声を再度聞いて、空欄に入る語を聞き取り、記入してください。空欄に入る語はTOEICの重要語句です。

3. 語注で語句をチェック
会話・トーク中で使われた重要語句には語注が付いています。また派生語や同義語も挙げてありますのでターゲットとなる見出し語とセットで覚えてください。

4. 穴埋めディクテーションの答え合わせ
空欄に記入した語が合っているか解答欄で確認してください。ここでも派生語や同義語を挙げてあります。

5.4択問題の答え合わせ
ページをめくると一番初めに解いたTOEIC形式の4択問題の解答と解説があります。正解とその根拠を確認してください。また、設問・選択肢で使われた重要語句には語注が付いていますので、確認しておきましょう。

6.スクリプトの訳
ユニットの最終ページにはスクリプトの日本語訳があります。会話・トーク中で意味がわからない箇所がある場合は訳で確認しておいてください。

7. 音を使ったトレーニング
一通りテキストが終わったら、音声を使って音のトレーニングをしましょう。音を聞いて、真似して声に出す練習を繰り返し行い、会話・トークを丸ごと覚えて、頭の中の英語データベースを大きくしましょう。

「新TOEIC TEST パート3・4特急」に関する質問、疑問にお答えする専用スレッドを作りました。
こちら→http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9131/1338553988/

「音声ファイルがおかしい」、「ここ、誤植じゃないですか」というようなご報告もこちらにお願いいたします。また、本に関する感想や改善点のご提案なども投稿いただけましたら幸いです。

音声ファイル差し替えのお知らせ
Unit 13の音声の一部がスクリプトとずれていました。本日(6月1日)午後1時40分に差し替えました。それ以前にダウンロードされた方はお手数ですが、Unit 13だけ再度ダウンロードしてください。大変失礼いたしました。

ダウンロードはこちらのサイトから→http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=13826

facebookの特急シリーズページはこちら→http://www.facebook.com/photo.php?fbid=350338508341936&set=a.338523382856782.73720.315479595161161&type=1&theater#!/TOEICtokkyu


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